この国には歴史学で確定している南京大虐殺を「濡れ衣」(櫻井よしこ)と称したり、なかったかのように主張する唯一の全国紙がある。

同じ新聞は、明治政府が皇室を持ち上げるためにひねり出した「男系男子」に固執し、この国の双系主義を否定する。

要するに、明治政府由来の男尊女卑の普遍性をもたない主義主張にいまも凝り固まり、それを最高指導者の権力をもってゴリ押ししようとする姿が、いまの終盤国会の状況だ。

これに対し、中道3党のうち、立憲民主党は反対の方向で調整中と報じられた。

参院の最大野党が反対するとなれば、これは立法府の総意とはいえなくなる。

問題は、衆院側の中道と、参院側の公明だろう。

与党ボケ、私は与党病と病気扱いにして論評しているが、この病気を克服すれば、道は簡単なはずだ。

役人気質に染まった組織体を脱皮し、羽ばたく契機とできるか、あるいは事なかれ主義になびいたまま保身に籠った姿を露呈しつづけるか。

この問題が、こんごの中道3党の合流にも影響を及ぼすことは間違いない。

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