10年後に振り返って、この2026年国会が歴史の分岐点の位置づけとなることはほぼ間違いないと考えている。
一つは国旗損壊罪だ。この法律が参院で成立すると、国旗だけにとどまらない国家崇拝の異様な空気が醸成されることにつながるだろう。
まさに「かつて来た道」の世界に我々は入る。
さらに麻生副総理をはじめとする日本会議勢力が固執する皇室典範改正案は、まともなファクトに基づいていない。目的からも大きく外れている。「仕切り直し」が必要なことがすでに明白だが、ゴリ押ししようとする勢力がある。
仮にゴリ押ししようとすれば、国会だけでなく、国民にも伝播するだろう。この法案の内容の杜撰さが国民に広く伝わる機会にもなるかもしれないので、その意味においてだけはよいかもしれない。
さらに衆院定数削減・副首都法案だ。野党だけでなく、与党の自民党も内心ではやる必要がないと考えている法案らしいが、これもゴリ押しすれば、そのたびに国会審議は止まる。
以上3つの法案が焦点となっているが、いずれも「猛毒」といえる法案だ。
国旗損壊罪ひとつとっても、その後の日本社会は大きく“悪化”する。

