皇室典範改正が男系男子に固執する明治国家の理念で形成される由来が指摘されている。
さらには史実の上では、男系男子で天皇が維持されてきたとの説は「妄説」にすぎず、古い時代には男系男子どころか、血統主義ですらなく、「実力によって即位してきた」時代があったことも識者が述べている。
万世一系は明治政府が作出したフィクションにすぎない。
いま論議されているほぼ一般人に近い遠い血縁者を養子に迎え入れて天皇にできるようにする法改正は、「象徴天皇制の根幹をゆるがす」と指摘されているのに、各政党が横並びで従っているさまは、なんらかの裏取引があるのかと疑いたくもなる。
ここでキーパーソンならぬ、キーパーティーとなるのは、野党第1党である中道3党だが、立場はそれぞれ分かれている。
国民の総意に近いのはおそらく立憲民主党の主張であり、公明・中道の立場は、国民世論を無視したものだ。
国民不在の政治がつづく。

