昨年10月4日の自民党高市早苗新総裁誕生後、リベラル派の大物議員の物故がつづく。

 10月17日 村山富市元首相(享年101)

 12月30日 不破哲三元議長(享年95)

 6 月 8日 河野洋平元官房長官(享年89)

 10月22日 福田康夫元首相(享年90)

 いずれも昭和初期の生まれで、このうち実際に徴兵されたのは村山富市だけだったが、全員、戦時下を実際に体験した「戦中世代」だった。

 いうまでもなく、日本政府の方針である「河野談話」や「村山談話」を発出した世代であり、先の大戦の加害的側面を十分に「自覚」していたことで共通する。

 「村山談話」はアジア諸国に対する戦争責任を認め謝罪した文書であり、「河野談話」は戦争遂行のため朝鮮半島から多くのうら若い女性たちを徴用し、過酷な性労働に従事させた歴史を謝罪した文書である。

 広島・長崎の原爆被害は明確な被害体験だったが、その裏には加害体験があった事実は、決して忘れられてはならない。

 今の高市政権を支える日本会議・統一教会勢力は、そうした戦争責任を認めない姿勢で終始する。

 上記の4人とはまったく歴史観の異なる、「ボク悪いことしてないもーん」という小学生レベルの歴史認識だ。

 「産経史観」「花田史観」がその典型とされている。

\ 最新情報をチェック /