本日付各紙に、フィンランドが核ゴミ処理場を世界で初めて稼働させるというニュースが載っている。
原発を世界で初めてソ連が稼働して以来70年、世界のどの国も廃棄物の処理方法を確立しないまま、延々と目先の利益のために稼働を続けてきたことを意味する。
本日付日経「Asiaを読む」では、原発関係者による論考が掲載されている中で、東南アジアで原発導入を急ぐ動きが強まっているという内容がある。
処理方法がないのに、新たな原発導入を世界規模で進める。
まさに人間心理の「みんなで渡れば怖くない」の論理そのものだ。
日本人がわかるように例えて言えば、便意を催しトイレに駆け込んだもののそこにはトイレットペーパーが設置されていなかったような状況だ。
我慢できず用を足したものの、きちんと「後処理」できず、適当に済ませた状態が延々と続いてきた。
日本は2011年に国土の半分が廃墟となりかねない事態まで経験しながら、その「先行事例」を世界の役に立つようには発信してこなかった。
むしろ政界、官界とも臭い物にフタをする姿勢で共通し、世界がますます間違った方向に進むことを後ろから“後押し”している状況に等しい。
人間としてはなはだ不誠実であり、①長いものに巻かれろ、②忖度がすべて、③目先の利益を優先するーーといった役人主義の悪しき側面がそこに集約されている。
実際は、“役人主義”に侵された国政公明党も例外ではない。
原発導入急ぐ東南アジア ジョナサン・コブ氏 - 日本経済新聞
フィンランド、世界初の核ごみ処分場が稼働へ 日本は「周回遅れ」 - 日本経済新聞

