私が日本共産党の取材を最初に始めた1997年ごろ、同党は「反戦・平和」の立派な政党だと思っていた。
だが徐々に現実を知ることになり、その予断はいまでは半分以上、消えている。
また人生60年くらい生きると、人間の宿業のような理解も加味されて深まるせいか、同党の実態への理解は、いやまして鮮明にピントがあってきた気がする。
本日付しんぶん赤旗の運動面では、あいかわらず、組織の拡大のみを訴える紙面が目につく。しんぶん赤旗の拡大と、党員の拡大がバロメーターである。
半面、同党は党員らに将来の夢や希望を与えることに成功しているとは到底言えない。実態はその反対で、党内で相次ぐパワハラ、いじめ、虐待。そんな姿がいまではSNS上で毎日のように可視化される。
同党は組織原理として、もっとも真似をしてはいけない事例を日々見せてくれる「大事なお手本」だ。
中道改革連合にとって、日本共産党の姿は大いなる反面教師ともいえる。その逆をいけば、かなりの確率でだいじょうぶだからだ。
現状の日本では「苦労して生きている人」が圧倒的に増えた。そんな状態をつくったのはこの20年来の政治の有り様だ。
中道改革連合は、日本共産党とは真逆に、党員・支持者を数で急き立てるのではなく、生きる希望を呈示し、やる気にさせることが先決だ。
生きるともしびを点火する作業に等しい。
中道改革連合は、日本共産党の逆を走るに尽きる。

