走り出したら流れは止められないというのが永田町の論理だ。官邸官僚を中心とする下剋上の動きは読売新聞と連動し、しばらく様子見を決め込んでいた他の報道機関も一斉に“消極的な後追い”に向かわざるを得なくなった現状が、読売報道から3日目の朝だ。

官邸官僚らの思惑は「内閣支持率が高いうちに解散を」「単独過半数をとる」というものらしいが、そこには大事な「変数」は完全に抜け落ちている。一つは解散に「大義」が存在しない歴然たる事実だ。さらに複数の「疑惑隠し」が内包されている現実だ。

疑惑の第一番目はレアアース禁輸の責任。さらに統一教会との関係を清算できていない現状の疑惑だ。首相自身の統一教会との関係にもウソがある。さらに首相自身を筆頭とする政治とカネに関する疑惑だ。

その結果、この選挙は、これらの論点がどこまで有権者に浸透するかとの戦いとなる。有権者の民度がこれほど問われる選挙もないだろう。

争点は自維存続か、別の選択肢かになる。

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