第2次安倍政権以降、日本で急速に根を張った日本会議勢力の大元の思想は、戦後に日本国憲法を押し付けられたという被害者意識にある。
靖國神社を中心に、明治政府が立案した男系男子で連綿とつづけられてきた世界唯一の国柄というフィクションによりすがった心情で特筆される。
上記の憲法改正には衆参両院の3分の2以上、さらには国民投票という3重のカベがあって容易ではない。あの安倍政権ですら、実現できなかった。
だが今回の皇室典範改正は、そこに一つの風穴を開けた格好だ。
それは明治政府も禁じていた皇室への養子制度の導入で、戦後体制にひとつの穴を開ける形となったからだ。
こんご、憲法改正もこのような形で強行されていく可能性が生じる。
特筆すべきは、こうした動きに、中道改革連合という“公明党の別動隊”が加担したという事実だろう。
歴史の流れ、現在の立ち位置、自らが果たすべき役割。そのいずれもが見えていない人間たちが関わった結果と思える。
この事実は歴史に刻まれる。

