新党中道改革連合(中道)が船出した。昨日結党大会を開催したからだ。
政策が近いとはいえ、2つの異なる文化を持った政党が合わさった形だけに、今後どう推移するか予想はつかない。
ただ理念的にはきっちりしたものがある。党名が示すとおり、極右ではなく、極左でもない。穏健保守やリベラルを含む穏健層を糾合した組織体だからだ。
30年前、似たような試みが行われたことがある。新進党だ。この政党は2党ではなく、複数の政党が寄り集まって自民党に代わる政権交代をめざした政党だった。
新進党は95年参院選、96年の衆院選という2つの国政選挙をへた。95年は勝利したが、政権交代をかけた96年選挙で敗北。その後はゴタゴタが絶えず、わずか3年で空中分解した。
昨日、中道の共同代表が記者会見した。記者から勝敗ラインを尋ねられた野田代表は目標を明言しなかった。自民党の高市総裁流にいえば、現有議席(172)の維持が最低目標になるだろう。
衆議院選挙は政権選択選挙であるので、そのまま比較第一党が首相を出すのが「憲政の常道」となる。
新進党の教訓からすると、結論は、勝つこと以外に道はない。

