寒い。極寒の東京にいても南国出身者には耐えられない厳しさだ。まして北国はいかばかりだろうか。
高市首相が「自分ファースト」で踏み切った戦後例のない大義なき冒頭解散。自治体は悲鳴をあげ、多くの国民が迷惑を被っている。解散理由は、少しでも自民党議席を増やしたいとする高市首相の個人的な思惑だけだ。
年度末は役所も企業も忙しい。その通常業務の忙しさの上に、選挙業務が重なる。
国会では本来なら予算編成のための審議たけなわで、これから年度内成立に向け突き進む日程だった。だが、高市自民党総裁の椅子が実際は統一教会の強力支援のもとで成り立った事実などが明るみにでると、もはや支持率は下がり続ける。そう見越した首相の、「英断」だったのだろう。それは究極の「国民騙し」でもある。
嘘がある政治は、やはり結果を残せない。高市首相が敬愛する安倍元首相も国会答弁では幾百の虚偽答弁をのこし、歴史的には「嘘つき宰相」と刻印される。高市首相も同じ系譜を踏む。
大きな焦点は、与党(自維)が過半数を獲得するかどうかだ。できない場合は高市首相退陣、首相交代となる。
一方で、新たに結成された新党・中道改革連合は名前がまだ十分に浸透しておらず、これから15日間でどれだけ有権者の耳に入るかが勝負だ。
高市自民と中道では、政治思想は正反対だ。前者は国家主義、後者は人間主義。前者は戦争への道、後者はそれを踏みとどまる道。
要は有権者の見識とレベルに託される。
アメリカを見るまでもなく、有権者が愚かであれば、暗愚のリーダーが選ばれる。少なくとも高市自民党の流れは終わらせなければならない。

