「国民を守るはずの自衛隊が、国民の思想を調査する。それは、軍部が国民を監視した戦前・戦中の社会と紙一重の状況」
そう書いたのは本日付の東京新聞社説だ。8月ジャーナリズムがすでに始まっている。
軍隊が自国民を守らない。それどころか自国民を虐殺する。
そうした光景が1945年の沖縄戦では随所に見られた。「沖縄戦」の最大の教訓とされる所以である。
いま、自衛隊の“先祖返り”ともいうべき行動が、冒頭のように指摘されている。
当時、戦争を遂行した原動力は“国民の熱狂”だった。
ネトウヨ世論を見ていると、現在も似通った状況が感じられる。
「熱狂をつくってはならない」
先の戦争を同時代人として体験した歴史家たちの遺言である。

