2月の総選挙で中道改革連合が壊滅的な敗北を喫したことで、公明党の進路は2つに分かれた。
一つは中道3党の合流を粘り強く押し進め、いずれは自民党に代わる政治勢力として政権交代を果たし、自民党にはできない多くの政策を実現していくという「正攻法」の道だ。
もう一つは、高市政権が瓦解したあと、よりましな穏健保守派の政権ができた際に、自民党と寄りを戻し、連立与党の一角を占めるという「かつての道」である。
私個人は後者の道には、まったく期待を持っていない。
なぜなら自公連立政権の23年間の実績を見た場合、公明党は確たる結果を残していないからだ。おそらく同じことが、繰り返されるだけと確信している。
少子化問題の解決はなされないまま、外国人との共生社会が必須となる時代が当然ながら想定されたのに「無策」、平和政策では確たる進展をさせることができなかった。さらに政治とカネの問題はなおさら手つかずのままだ。
大きな枠組みでは、多くの有権者が認める結果を残せていないのが実情だ。
結局、社会を変えるには、「非自民」の枠組みでなければならない。
その道のためには、参院立憲勢力が中道に大量合流し、中道そのものの体質を大きく変えるところからスタートすることからしか始まらない。
当方はその可能性に、淡い期待を寄せ続けている者である。

