2月の総選挙で中道改革連合が大衆の支持を得られなかった原因をさまざま考えてきたが、私なりの結論はやはり、立憲・公明両党の関係が「対等でなかった」ことに尽きると考えている。
立憲からすれば、常々こっちの側にいてくれればと願ってきた公明が26年ぶりに野に下り、一世一代のチャンスが回って来た。このチャンスを無にできないとの切迫感があったと見られる。
一方、公明には自民党の小選挙区の半数近くは「俺たちが勝たせている」という自負があった。そのため、立憲と結べば、振り子現象で100%こちらに勝利が傾くという過信があったと思われる。
問題は、力関係的に両党が「対等」な方針を出せればよかったが、そうではなかったことだ。公明側は「俺たちは政権を長年担ってきた」とばかりに、それらが拭いがたい「傲り」となって作用した面を否定できない。
結局、基本政策を公明主導で決め、立憲側がそれに従うスキームとなった。
それによって、党としてジェンダー平等を掲げて強力に推進してきた立憲と、国会議員における女性議員比率が主要政党で最も低い悪弊をもつ公明にあって、悪弊側の党風が中道側に反映される結果となった。
男だけで物事を進めたという流れが強く反映される形となったからだ。
それでも1回目の総選挙は、政権交代を掲げた分、試験的な票が回って来た。だが2回目はそれもないだろう。
結論するに、「対等合併」という形に戻らない限り、両党の良さは生かされないままだ。
男偏重の国政公明の現状が、選挙を不利にし、さらに発展を妨げている。これは私なりの結論だが、要するに時代に則していないのだ。
打開策は、「女性半数」の先進的な長所をもつ参院立憲側の行動にかかると見ている。

