勝ったときに敗北の因が生まれる。負けたときに次の勝利の原因がつくられる。よく言われる勝利の哲学だ。

衆議院で水膨れした自民党は新人議員の教育体制もままならず、派閥もなくなった今では先行きを思いやる人たちが自民党内でも多いようだ。議員の不祥事もこれから絶え間なく出てくるだろう。

問題はポーズだけで実態は自分ファーストの政治なのか、純粋に生活者(国民+市民)目線の幸福に寄り添った政治なのか。一般的には見分けがつきにくい事柄かもしれないが、見る人が見ればかなりの部分で明らかになる。

今週は新党中道の事実上の出発点となる。新代表が選ばれ、新たな体制が発足する。

落選議員の中からはすでに執行部の責任を問う声が散見されるが、ここでこそ「他責志向」と「自責志向」の違いが表れるというものだろう。

なんら言い訳せず、自分の力のなさを有権者に詫びる候補者の姿は神々しい。「他責志向」のままでは、現在の政権を司る高市早苗首相の“本質”と何ら変わるところがなくなる。

4年後の政権交代を見据え、「船出」する。すでに焦点は、4年後よりその先の、未来の政治に向けられていなければならない。

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