本日付日経コラム「大機小機」は、先の選挙を「実に奇妙な衆院選であった」と振り返り、「解散の理由が明らかでなかった上、そもそも争点自体ほとんどなかった」と記す。

いうなれば強者が弱者を狙い撃ちした奇襲攻撃解散――。

選挙の時期を決めるのも自分なら、選挙期間(幅)を決めるのも自分次第、争点を設定するのも自分。つまりほとんどが自身の自由自在。

そうした強者が政治権力を大々的に行使し、さらには巨額の資金をつぎ込み、自らの勝利のためだけに注ぎ込む。

このような公正さを欠く戦いに勝ったあとは、「臣下」の各議員に、餅代として3万円を分配する。総額1000万円以上。

ちまたの国民はスーパーで値上がりする食料品にため息をついているのに、自分たちには関係ないとばかりの振る舞いをつづける。

この傲慢さこそが、高市早苗の真骨頂だ。

冒頭コラムでは、首相の唱える「責任ある積極財政」を支持する専門家はほとんど存在しないことを「最初に指摘すべき」と書き、「今、首相を止められるのは市場だけ」と紹介する。

「強者」と「傲慢」。こんな時代があとどれくらいつづくのだろうか。

サナエと市場、どちらが勝つか - 日本経済新聞

実に奇妙な衆院選であった。解散の理由が明らかでなかった上、そもそも争点自体がほとんどなかった。経済政策は消費減税一色であり、外交でも各党に濃淡の差はあれ、おお…

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