東京新聞特報面に掲載される「本音のコラム」は短い文章ながら興味深く目を通すことが多い。本日付はいい意味で変わらないルポライター、鎌田慧さんだ。

再審法改正のドタバタ劇をめぐり、検察について「弱いものいじめ」と端的に指摘する。

絶対的な権力をもつ検察官も一人ひとりをバラしてみれば、ただの人間。だが組織となると俄然、組織悪の方向に同調する。

要は日本社会に「公正・公平」な刑事司法をつくろうとする試みにすぎないのに、彼らは「抵抗勢力」となって、自分たちの権益の「池」だけを守ろうと躍起になって行動する。おぞましい限りだ。

現在は自民党の心ある議員たちとバトルを繰り広げている状況だが、自分の行動に多くの付け込まれる余地をもつ高市首相は、検察に強く言えない弱みをもつ。

昨日の国会答弁でも、自民党総裁選、2月の衆院選における相手方候補に対する秘書たちによる醜い裏工作が指摘され、「私は週刊誌よりも秘書を信じる」などとのたまった。

要は信じる信じないの問題ではなく、事実かどうかを問われているわけだが、はぐらかし方だけは超一流だ。

「週刊文春」記事が事実でなく、捏造であるのなら、即刻民事提訴するなり、刑事告訴すべきだろう。

さも平然とウソをつく。国民の多くが「役者もみまがう」この行動に誑(たぶら)かされているのが日本の実情だ。

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