昨日外国特派員協会で伊藤詩織氏の映画上映と記者会見が行われた。
私が記者登録しようとしたときはすでに手遅れで、「席がもうない」と言われ、取材を断念した。昨日の会見内容を説明する人たちの映像を見る限り、行かなくて正解だったと思う。
伊藤氏が製作した映画は許諾などの法律的な問題により、日本のフェミニストたちが“大分裂”している様相が明らかだが、人間が行うことなので左と右とを問わず、このような状況は起こり得る。
私が率直に思うのは、伊藤氏が不同意性交を行われた被害者である事実は動かないこと、この事件を隠蔽しようとした権力犯罪の部分が解明されていないことの2点だけだ。
そのほかのことは当事者同士(この場合は映画製作関係)で解決してほしいというのが率直な思いである。
そこに観客や、支援者を巻き込まないでほしい。
ある記者は「この映画は見る必要がない」などと真顔で何度も語っていたが、それこそ営業妨害というものだろう。
もちろん「見ないでいい」と主張する言論の自由はあるのだろうが。
この「騒動」でもっとも得をしているのは、性加害を行った当事者であり、さらには事件の立件化を阻止した上部権力者の行動だ。
さらにはさまざまな問題政策をこれから進めたい高市現政権であることは明らかだ。

