2月の総選挙で中道改革連合が大敗した最大の敗因は、小選挙区制のいびつさか顕著に出たという事実的な現象を除けば、上層部の「油断」と「過信」であったと感じる。
ひとえに創価学会票が自民側でなく、立憲側に乗れば、それだけで後者の勝利は確定したかのような「過信」であり、それが内心の「油断」となり、「緩み」につながったというものだ。
その「過信」は、公明側だけでなく、実際は旧立憲首脳側も覆っていた。
そこにあるのは都合のよい足し算の論理だけであり、そこに不都合な真実ともいえる引き算は入っていなかった。
現実には足し算と同等の票が引き算となり、差し引かれた結果であったととらえるべきだろう。
つまるところ、焦点はいかに従来の「立憲支持者票」を歩留まりさせられるかどうかにかかっていたとみられる。
だがこの点に対する際立った配慮はほとんど見られず、それがそのまま得票結果に反映されたと感じられた。
選挙の責任は常に「幹事長」にある。
この部分が有能で抜かりがなければ、相当な結果となったはずだが、あとは敢えて繰り返さない。
返す返すも残念な一期一会の決戦であった。
問題はこの根本的な要因が、先の特別国会を見ても、なんら解決されていないように見えることである。
このまま同じ路線を突き進めば、中道は尻すぼみするしかない。

