サイコパス(良心の呵責を持たない異常人格者の類型)の要件には幾つか象徴的なものがあるが、その中のひとつに「衝動的」がある。

トランプ大統領は犯罪心理学で用いるサイコパス・チェックリストの基準に当てはめると「ほぼ満点に近い完全なサイコパス」と指摘するのは当サイトの年来の主張であるが、今回のイラン攻撃という侵略行為もそれらに該当する。1月のベネズエラ大統領誘拐の成功体験で調子に乗ったとの指摘もある。

本日付日経掲載のフィナンシャルタイムズ翻訳コラム記事によると、米軍のアフガニスタン侵攻の際は米国民の90%がこれを支持し、イラク侵攻でも7割が支持した。ところが今回の世論の支持は2割台にとどまっている違いを紹介する。

世論の後押しもなく、緻密な計画すらないままに進めた今回の大規模攻撃は、罪のない多くの子どもを巻き込み、非難の対象となった。

現在、米国発で問題とされる有名文書に記載されたかつてのハレンチな言動を「隠すため」に踏み切ったとも囁かれるほどだ。

不祥事隠しのための先制攻撃は、自らの統一教会との親密な関係を国会で追及されたくないと見られた高市首相による電撃衆院解散とも根っこを同じくするように感じるのは私だけだろうか。

米イスラエルによる軍事侵攻に伴い、フランスは核兵器増強にカジを切る宣言をするありさまだ。

いずれせよ、ことし11月に予定される米中間選挙でトランプ共和党は勝てないだろう。世界の多くの人びとが、トランプを大統領に選んだアメリカ国民の政治判断に迷惑な気持ちを抱いている。

第2次トランプ時代は、任期4年を待たずに事実上終わるのだろうか。

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