昨日の参院予算委員会で立憲の岸真紀子議員から公設第一秘書の参考人招致を求められた高市首相が、同秘書の病歴を突然、テレビ中継の画面上で発言し、「すい臓がんのステージ4」と述べたことが話題になっている。

個人情報に該当する病歴を、国民のすべてが知り得る状態の中で突然脈絡もなく「公開」した意図が、病人を国会に呼んで問い質すのかという自己保身の表れであったことは言うまでもない。

自身のリウマチで同情を引く術が有効と認識している首相だけに、何をどういえば国民世論をかわすことができるか、周到な計算があった上での発言だろう。

よもやそんなことはあるまいと思うが、もし仮にこの病名が虚偽であるなら、即、首相辞任に直結する。

あるいは誇張であったとしても同様だ。

逆に事実であった場合、他人の病名を公開の場で披瀝する行為は、正しいといえるのか。プライバシー侵害の最たるものではないのか。

いやまして、高市首相が、ウソや言い逃れのためにはどのような手段を弄しても良心の呵責を感じない特異人格の持ち主であることが広く知られる契機となったことは間違いない。

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