本日付の日経の「ビジュアルストーリー」というコーナーで「武装ドローン危うい急拡散」という記事があった。

ウクライナや中東の戦争で活躍するドローン兵器を紹介する内容だが、兵器の進化が戦争のあり方を根本的に変化させている様子を、「世界大戦期の戦車や戦闘機と酷似する」と指摘する。

またこの武器の拡大背景として、「製造や運用コストの低さ」を指摘する。

もはや人間同士が戦争する時代は終わり、今ではロボット(当然AIを搭載する)が効率よく人間を殺す戦い方に変化している。

このままいけば収拾がつかなくなることも明らかだ。

古今東西、戦争を起こす原因は、常に「人間の内面」に行き着く。

このコラムでも何度も指摘してきたとおり、人間は「憎悪」という暗い側面をもつ生き物であると同時に、相手に感謝する「報恩」の気持ちや、思いやりという人間的な側面を併せ持つ不思議な生き物だ。戦争はこの側面の前者が前面に出たときに“負のスパイラル”に落ち込んで起きる。

つまり、戦争抑止には、「人間の内面」に立ち入って分析しない限り、抑止することは本質的に不可能という結論となる。そのための参考となるのが、幾多の思想であり、宗教だ。

人間の矛盾する内面を本質的に最も高度に解き明かしたのは、私は仏教と捉えている。仏教の最高峰は法華経に帰結する。

現代において法華経を世界レベルで実践しているのは、SGI(創価学会インタナショナル)だが、一般の日本人にはその認識はほとんどない。

ハードパワーではなく、ソフトパワーがいまほど求められている時代はない。

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