中道改革連合は名は体を示すとおり、「中道」を基軸としている。ただし政権政党をめざすという旗印のもとでは、めざすべき道は「国民政党」でなければならない。当然ながらそれは幅広いものを含む。

昨日の岡本政調会長の個人チャンネルを今朝聞いたが、「われわれは中道勢力であってリベラル政党ではない」(趣旨)と言い切った態度はやや疑問だ。それは特定の勢力を排除しかねない言葉であり、幅広い勢力をめざす意味ではマイナスとしか映らない。

現在、中道3党の合流話は政界の一つのトピックだそうだが、中道内の立憲出身者は右派が多いのに対し、現在まだ合流していない参院立憲側はまさにリベラル勢力だ。

中道の政調会長が上記のような発言をすれば、立憲民主党の合流は遠くなることはあっても、近くなることはないはずだ。

立憲民主党の合流をめざすのであれば、「中道改革連合は中道を基軸とする政党であるが、当然、リベラル勢力を含むもの」という言い方をしてほしかったと思う関係者もいるはずだ。

いま中道改革連合に求められるのは、3党の速やかな合流であり、そのためには確たる「司令塔」が必要だが、現状ではその力ある政治家が見当たらない。“絵を描く能力”が求められているが、そのキーマンが不在なのだ。

そのタスクをリーダーシップをもってできる人が政権交代の際の首相や官房長官になりうる人物であり、逆に3党の合流すらできないのであれば、そもそも政権を担う能力以前の問題というしかない。

中野幹事長代行のXで「中道は常識的な外交防衛政策をもとにつくられた」旨の発信を見たが、そのような政策で選挙で大惨敗をした以上、当初の経緯をいくら強調しても、逆に立憲側は離れていくだけだろう。

この人も「司令塔」にはなれそうにないと感じる。

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