チェルノブイリ原発事故から40年となり、いまだ各紙で関連記事がつづく。世界でも原発回帰の流れがあるが、東日本が吹っ飛びかねない大事故を起こしたこの日本で、原発容認にカジを切った政策はやはり修正が必要だ。

原子力は人間の尊厳を脅かす。人類と共存できない危険なシステムだ。まして排出される「核のゴミ」の処理技術すら確立されていない。

まともな政治家であれば、このような状態を認識していて、原発を容認することには躊躇を覚えるはずだ。もしそれがないとすれば、「未来に責任を負っていない」姿にすぎない。

中道改革連合は先の総選挙で「原発ゼロ」をひっこめたが、極めて無責任な態度にすぎなかった。

そのことによって立憲票の多くが離れた。ただし、高市アンチテーゼの期待から、代わりに支持する票が流入し、なんとか1000万票に達した。だがいまではその期待票がぞくぞくと離反している。

次の参院選は仮に立憲・公明が合流したとしても、1000万には遠く及ばなくなるだろう。

いまや日本共産党は「パワハラの代名詞」として認識され、大衆から見放されつつある。れいわ新選組も相次ぐ不祥事だ。社民党は政党要件のスレスレの状態でさまよっている。

中道改革連合は、中道さらに“がら空き”状態となっている左側全般に大きく網を広げ、政権交代をめざすべきだ。つまり、中道および左派連合だ。

だが見ている限り、現在の党の進路は定まらない。確かな絵を描く力ある政治家が不在のようだ。

こうした行動は役人的な発想ではなしえず、寝業師のような側面を持つ人材でないと務まらない。

ともあれ、原発は中道改革連合が惨敗した1丁目1番地であり、いつまでも現実的な政策が与党の条件といった「思考停止」にとどまっている限り、自民党に代わる勢力とはなりえない。

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