昨年12月1日、noteに「東村山市議会議長が経営する民間保育園の労働事情」という控えめなレポートを掲載した。それに対し、名誉毀損による削除の仮処分を申し立てたのは市議会議長の朝木直子である。
裁判所の方針に基づき、昨日時点で記事をいったん削除しているが、書かれていた内容は、ある外国籍職員が朝木直子が運営するりんごっこ保育園(東村山市)で労働した事情について書かれたもので、朝木本人から誘われ、さらに退職の経緯も自発的なものではなく、半ば追いやられるように退職した経緯を記した内容だった。
昨今のインターネットの記事が増えたことにより、最近は本裁判より、この種の仮処分申し立てが増えていることを私はこの事件を通して知った。
本裁判と異なり、損害賠償を請求することはできないものの、削除請求を速やかに進めることができる。
さらに本裁判ではないので、手続きは公開されない(閲覧という正規の行為がおこなえない)。
そのためこっそりと、自分にとって都合の悪い言説を削除させるには有用な手段となっている(ただし弁護士に依頼する程度の一定の財政基盤を要する)。
本件で障害の一つとなったことは、この保育園が職員同士で携帯電話番号の交換を事実上禁じる運用を行っていたため、証人を得るのに苦労したことだ。
要するにネタ元が、かつての同僚の連絡先を知らされていないのである。
これはこの種の事案が起きた際の、保育園側の防護策と見られるが、子どもを預かる公共性をもつ機関としては、不透明で、異常極まりない労働環境といえる。
そのような通常の和気あいあいとした職場とは異質な現場で、何が行われたかという一端を示すが上記のレポートだった。
詳しくは追って、この間の顛末記を発表するが、上記の職員間で連絡をとらせない職場であるとのこちらの指摘に対し、この点に限っては、相手側は最後まで一切の反論を行ってこなかった。
事実上、認めているということだろう。
もっともこの異常性は職員間でも認識されているようだった。
大事な子どもを預ける親にとっては、その「預け場所」がどのような体質をもっているか、事前に知らせてほしいと思うのは当然だろう。
しかも管理運営の責任者は、地元の市議会トップなのである。
そんな人物がなしてきた事柄について、今後も検討を加えていく。

