勝ったときに負けの因をつくる、負けたときに次の勝利の因をつくる、とはよく言われる言葉だ。その意味では、中道改革連合は次の勝利の因をつくるための過渡期にある。
それでも世間の中道バッシングの風当たりはいやまして大きい。
もともと立憲民主は右派論壇誌の標的にされてきたほか、公明党についても「媚中」などと心無い批判がネット上で拡散されつづけてきた。そうした土壌に加え、負けた者への“叩きやすさ”というものが加わっている。
現在、衆院の中道と参院の立憲、公明、地方の立憲、公明と少なく見て3つ、多く見て5つの固まりがある。大事なことはまずは国政の合流を早めることに尽きる。
公明党はもともと23年も与党に居続けたので、与党経験者の強みがある反面、与党の驕りがある。一方、立憲側には主張の鮮明さがある反面、万年野党の慣性がある。
双方に一長一短がある。必要なことはそれぞれの長所を生かし、それぞれの短所を無くすような方向のあり方が望ましい。謙虚な精神に立って、大目的にむけた行動が当事者らに取れるかどうかが重要だ。
目標の出発点はあくまで3~4年後に想定される総選挙だ。
ただしそれは目標の出発点にすぎず、どのような政策を実現するかがその次に問われる。
「大戦略家」が必要であり、それぞれの分野のエキスパートが不可欠になる。

